ここ1ヶ月、今までと違って上海での会社登記に関する問い合わせが増えてきた。これは、推測ではあるが、日本の政権が変わることによる日中関係の改善に期待した上海進出なのだろうかと思っているのだが、一体、その心理が、どこにあるかわからない。
中国市場を睨んだ進出、または、中国の商品を海外に輸出したいという貿易商社としての進出をしたいという話がメインだ。
最近増えてきた相談としては、10年くらい前に市場開放する前に中国人の友人に頼んで内資で作った企業があるのだが、今は、市場開放がしてきたので、外資100%の独資法人として設立をやりないしたいという相談も増えている。
結構ふたを開ければ、これを書くとうちのお客さんが減りそうですが、大体のパターンが、日本人の社長が、中国人の彼女に頼んで、会社作っている場合がほとんどで、彼女と別れたいが、事業を辞めたくないという風な話が多いのも事実である。
前に、手相の話で、あげまん の話を書いたが、 逆に、金食い虫の「さげまん」の相談が、実際には、多い。 「あげまん」だったら、うまくいっているので相談が来ないので当たり前の話であるが・・・・
この街は、いろんな意味で魅力はあるが、やることに対して入り口を間違えば、痛い思いをするのも事実であろう。
世の中で一番怖いものは、値札がないものである。