2006年09月29日 貿易代理店として思うこと。 【長期休暇の対応】

2006年09月29日 貿易代理店として思うこと。 【長期休暇の対応】
 もうすぐ10月ですね。10月といえば国慶節という中国の長期休暇がある。10月1日~10月7日まで ある。貿易会社は、この時期の出荷のスケジュールの調整が難しい。休みを避けてコンテナを出す業者も多いので、非常に込み合う。また、普通だったらブッキ ングしても荷物を積んでもらえないこともある。中国は年に3回の長期休暇【2月の旧暦の正月、5月のゴールデンウイーク 労働接 10月の国慶節】
また、納期の問題もある 長期休暇を挟んだ発注の場合、納期の期間が延びる、これは、中国の国の事情であるが、日本では、この時期は休みではないので、日本側の納期は慌てるが、中国側が休みでどうしようもないという現状もある。


国慶節の時期に上海近郊の工場で、あまり長期休暇にするところが少ないようであるが、一番困る時期が、中国の旧暦の正月の休みである。この時期の休みは、 国が定める休みは、1週間であるが、工場等では、地方からの出稼ぎ労働者が多いので、半月から1ヶ月まとめて休暇をとる工場も少なくない。そのためにその 時期は、担当者もどこに行ったのかわからない状況で、仕事の連絡が困難なるので、貿易の仲介業者にとっては、つらい時期になる。日本側の納期は、慌てる が、中国の工場が休みでどうしようもないからである。
やはり、国際間取引をするには、それぞれの国の事情があるので、円滑な仕事をするのにそれぞれの国の事情に対応したスケジュールが必要であることは、言うまでもない。